裏Birdへのお誘い
昨年12月末に、初めて自分の書いた本を世に送り出すことができました。ここまで続けてこられたのは、初期からずっとnote、あるいはこのニュースレターを読んでくださっている皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。
前回の配信から、このニュースレターの名称を変更しています。お気づきの方もいらっしゃるとは思いますが、同時にこのレターの概要欄も変更しました。着実に読者の数も増え、英語のニュースレターという認知度も上がってきたところで、noteと本とレターの名称をそろえるタイミングだと感じています。出版という節目を迎え、そして書き手として歩みを進めていく中で、Bird’s Eye View という小さなブランドをこれからも品質を落とさずに続けていくには、持続可能な形に整える必要性を感じるようになりました。
そこで新年より、現行の登録メンバーに加え、theLetterにある "サポートメンバー" 機能を活用し、運用を始めることにしました。月額480円(ワンコインでおつりがくる)で運営していきます。本を出した人が創作を続けるために整えていく、ごく自然な ”ブランド維持費” のようなものだと捉えていただけると嬉しいです。
theLetter の仕様上、設定できる最低額がこの金額になります。一度書籍を出版した身として、note を含め、自分のブランドを維持する意識も必要になってきました。気負わず、必要だと思ってくださった方だけ参加していただければ十分です。
今のままでも、これまでと変わらずレターは無料で読んでいただけますし、そのままでもまったく問題ありません。毎週届く体験そのものは変わりませんので。ただ、もしサポートメンバーになっていただけたら、僕の周りで日々起こっているできごとの裏話、「裏Bird」もお届けできるようになります。公にお話しできないことはたくさんあります。でもここまでならOKという範囲内で、業界の裏をチラリとお見せできたら、みなさんの木曜日がより楽しくなるのではないかなと思うのです。
このニュースレターを長く続けていくための、小さな仕組みです。一度参加してみて、思ったのと違うなぁと感じたら、いつでも気軽に解除できますし、無料登録メンバーに戻るのもすぐです。マイページの「設定」から簡単に操作できます。
でも「裏Bird」ってどんな感じ?
新年最初の配信は、この「裏Bird」から始めたいと思います。今後はサポートメンバー限定の記事になりますが、今回はサンプルとして公開します。月2回程度を予定していますが、不規則な勤務時間の続く仕事の都合上、回数が変動することもあります。その点だけ、どうかご理解いただけたら嬉しいです。
「本」の裏
今までnoteに書いてきたエッセイをもっと多くの人に読んでもらうにはどうしたらいいのか。いくつかの出版社に原稿を送ってみました。よくある話ですよね。『Harry Potter』を書いたJ.K.Rowlingなんて、12社もの出版社に断られたことで有名です(ま、そのような大物作家と僕を比べることはおかしな話なんですが)。でも、You can't be a writer if you don't start writing. と言われるほど。書き手になるには、書き始めないとなれないのです。
noteからデビューした、僕好みのタッチでエッセイを書く美術系の作家さんにも相談しました。いろいろ貴重なアドバイスを丁寧にいただき、大変ありがたかったです。その方には『100記事書いてからがスタート』と言われ、その直後から2か月で30記事以上をnoteにあげました。ニュースレターも始めてから1年が過ぎたところで、あわせて130記事を超えて今ここにいます。そう、まさにスタートしたところなのです。
そんななか1社返事をくれたんですね。『惹きつけられる感覚がある』と言われて(社交辞令もあるでしょうが)、素直に嬉しかったです。誤解されないように言っておかなければいけないのですが、出版=売れる、ということではありません。書店に足を運ぶとわかるように、世の中は手に取ることすらしない本だらけなのです。自分の存在を知ってもらった上で、更に読み続けてもらうターゲット層を見つけるのが一番難しいというお話を伺いました。内容うんぬんもありますが、広く認知されることが"売れる"ための大きな要素の一つだそうです。僕は本職が作家なわけではないのでそもそもそこまで"売れる"なんて思ってもいませんが、ただ、海外で爆発的な人気を誇る「ニュースレター文化」を日本にも広めたい、という野望は持っています。
それにしてもフルタイムの仕事をしながら、本の出版の準備をするというのは本当に大変なことでした。もう二度とやりたくないほどです。合間にニュースレターも毎週出していたわけですから、ちょっと無理がありました。妻の理解なしではとうてい無理なことでした。一番大変だった作業は、校正です。簡単に言うと、ありとあらゆるタイプの文を読んで日本語を知り尽くした日本語のプロが、僕の文にいちゃもんをつけるわけです。
つづく
「空」の裏
パイロットとしてプレッシャーがかかる場面はたくさんあります。みなさんが想像もしない種類のプレッシャーをお教えしましょう。
雪の降り続く東北地方へのフライト前を想像してみてください。
『雪のため着陸ができない場合は、目的地を変更する場合がございます』というアナウンスを空港ターミナルで聞いたことがあるでしょうか?特に北海道や日本海沿いの空港を目指す乗客へ向けて、天候の悪い日に流れる典型的なアナウンスです。
例えばおじいちゃんの家に遊びに行く子供の一人旅。お母さんが空港まで付き添ってくれたとしましょう。行ってらっしゃーい!楽しんできてね!おじいちゃんが空港まで迎えに来てくれてるからね。
目的地を変えた他県にある空港には誰も迎えに来ていません。大人なら何とでも対処できますが、その子は降り立ったあといったいどうするのでしょうか。航空会社によって呼び名は違うものの、小学校高学年くらいになると子供の一人旅ができることになっています。お盆の時期や年末年始には、たくさんの子供が利用します。
ついこの間も、出発前にCAが空港の地上係員と相談して、直前で一人旅のお子さんの搭乗を取りやめてもらいました。冬休みに一人で飛行機に乗って帰省するなんて、きっとワクワクしていたに違いありません。でも、もし降りれなくて、違う空港に着陸せざるを得ない場合、本当にどうするのでしょうか。誰も迎えに来ていない空港に子供を一人置き去りにしていくなんてできません。大雪で目的地に着陸ができない可能性がある時、人の心を持った大人ならニコニコと笑顔で子供を機内に迎えいれるなんてことはできないのです。
ごめんね。今日はあきらめて一度お母さんとお家に帰って、また明日以降に振替える便に乗ってね。タイミングが悪かったね。大雪でも必死に着陸しようとパイロットは頑張りますが、安全を第一に優先して目的地を変更せざるを得ない場合というのはあるのです。そんなことほとんどないんでしょって?いえいえ、冬の北国では毎日のようにありますよ。
もしこのような"裏Bird"にご興味があれば、サポートメンバーになってみませんか?すでに過去の記事の一部はサポートメンバー限定で公開していますが、初期から読んでくださっている方はもう目を通していただいているかもしれません。
You already have some privileges.
I won't let you down.✨
🎊好評発売中🎊
すでに登録済みの方は こちら